尾花沢市の地域おこしグループ「福原ふるさと塾」(菅野誠治代表)と福原小児童による田んぼアートが、同市名木沢地区コミュニティセンター近くで見頃を迎えている。特産の夏スイカに平和を願うヒマワリを取り合わせた図柄が風にそよぐ穂波で浮かび上がり、訪れた人を楽しませている。
広さは約10アールで、白やオレンジなど5色を使い分けており、田んぼ脇の展望台から観賞できる。菅野代表は今年の出来について「天候に恵まれ、上々の仕上がり」と話した。
同塾は同市荻袋の障害者支援施設・新生園南側でも田んぼアートを手掛けており、尾花沢警察署の広報キャラクター「振子万造(ふりこまんぞう)」や鳥のサギなど、詐欺被害防止にちなんだ図柄が表現されている。見頃はいずれも今月中旬まで。刈り取りは9月末から10月初旬ごろに行われる予定だ。
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