優遇ローンや保険、通信 県内豪雨被害・各機関の対応

2022/8/5 12:51

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 3日からの集中豪雨被害を受け、県内地銀3行は被害を受けた事業者や個人を対象に、各店に相談窓口を開設した。併せて金利を優遇したローンも用意し、10月末まで取り扱う。

 山形銀行の事業性ローンは融資額が最大2億円。個人ローンは住宅修繕向けのリフォームローンが変動金利を年2.1%に、生活資金や家具・家電の買い換え用のフリーローンが固定金利を年3.0~9.0%にそれぞれ引き下げる。

 荘内銀行の個人ローンはリフォームプランが融資額10万~1千万円で、変動金利は年2.1%。フリープランは10万~500万円で、固定金利は年3.0%か3.3%にする。

 きらやか銀行のリフォームローンは融資額が10万~1千万円で変動金利は年2.1%。フリーローン(便利ローン)は融資額が10万~500万円。金利は変動で年3.0~12.5%。

 一方、山形信用金庫は来年1月31日まで災害復旧ローンを扱う。住宅や自動車の修繕、家具・家電の修理と買い換えに充当でき、融資額は500万円以内。金利は固定で年2.1%。

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 県内各機関は豪雨による被害を受けた県内中小企業・小規模事業者を対象に相談窓口を設けた。

 県は5日から、資金繰りなどの相談に応じる金融相談窓口を県庁8階の商業振興・経営支援課内に開設する。金融担当職員が対面か電話で相談に当たる。時間は平日午前8時半~午後5時15分。電話は023(630)2359。

 県信用保証協会は山形市の企業支援部と本店営業部をはじめ、米沢、長井、新庄、酒田、鶴岡5支店の7カ所で対応し、時間は平日午前9時~午後5時。企業支援部は電話023(647)2247。また「緊急短期資金保証」を県内全域に適用した。事業継続に必要な当座の短期運転資金を緊急かつ迅速に保証する。期間は来年3月末まで。

 県よろず支援拠点も開設し、コーディネーターが電話や面談で経営全般の相談に応じる。時間は平日午前9時~午後5時。電話は023(647)0708。

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 生命保険協会は4日、災害救助法適用となる県内4市6町の契約者を対象に、保険料の払い込みの猶予(最長6カ月)などの特別対応を行うと発表した。保険金・給付金の迅速な支払いにも努める。家屋が被害を受け、保険証券を紛失した場合などの契約の有無の照会は、どの保険会社でも災害時受付専用連絡先(0120)001731で対応する。平日の午前9時~午後5時。

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 日本損害保険協会は、損害保険の相談窓口の利用と住宅修理のトラブルへの注意を呼び掛けている。損害保険の支払い対象など全般的な相談は、そんぽADRセンターで対応。電話(0570)022808。災害救助法適用地域で家屋の被害で保険証券を紛失した際などに契約の有無の照会に対応するのは自然災害等損保契約照会センター。電話(0120)501331。いずれも平日の午前9時15分~午後5時。

 また、同協会は自然災害後に全国で「保険を使い無料で修理できる」と業者から売り込んできたのに保険の対象外だったというトラブルが確認されるため、注意を呼び掛けている。

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 NTT東日本山形支店は4日、大雨被害により電話やフレッツ光など通信サービスを利用できない災害救助法適用地域の顧客を対象に、基本料金を無料にすると発表した。顧客からの申し出を受け、避難などの理由で利用できなかった期間(最大4カ月)の基本料金を無料にする。避難指示発令地域では発令から解除までの期間が対象になる。

 避難のため仮住居に移る場合は移転工事費を無料にする。利用料金請求書は支払期限を1カ月延長できる。問い合わせは平日午前9時~午後5時に、通話無料の料金問い合わせ受け付けセンター(0120)002992。

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