飯豊連峰を縦走中の山形新聞登山パーティーは行程4日目の3日、濃いガスに包まれた御西小屋を出発。雨風にさらされながら飯豊山(2105メートル)に登頂し、ずぶぬれの状態で三国小屋に到着した。
悪天候が予想され早朝から山行を始めたが、すぐさま強い雨風に見舞われた。強風が吹き付ける飯豊山の山頂を早々に切り上げて、急斜面の御前坂を下ると大きな岩が連なる御秘所に到達。設置された鎖を手に、慎重に足を下ろして進んだ。その後は切合(きりあわせ)小屋で昼食休憩を予定していたが、さらに雨が強まる予報だったため早々にたち、三国小屋にたどり着いた。
一行は縦走最終日の4日、福島県側の尾根を下り、弥平四郎に下山する。
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