開会式の準備、測量技術を発揮 山形工業高生、 高校野球山形大会を前に

2022/7/7 20:10
開会式の準備のため測量技術を発揮する山形工業高の生徒たち=中山町・荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた

 8日に開幕する全国高校野球選手権山形大会を前に、山形市の山形工業高(高橋良治校長)土木・化学科土木技術コース3年の生徒3人が7日、中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(県野球場)で測量を行い、開会式で43チームの選手が行進、整列するための目印を付けた。ミリ単位の正確性にこだわる仕事ぶりで、球児たちの活躍の場を陰で支えた。

 「野球部だけでなくいろんな高校生の力を借り、みんなでつくり上げる大会にしたい」と県高校野球連盟が同校に依頼し、初めて行った。例年は野球部員や教職員らが巻き尺やひもを使って作業をしており、負担がかかっていた側面もあったという。

 生徒3人はレーザーで角度や距離を求める「トータルステーション」を手に会場入り。測量設計会社にインターンシップ中の2年生2人も応援に駆け付けた。ホームベース上に測量器械を置いて24メートルの距離を測り、「あと9センチ後ろに」などと声を掛けながら目印のくいを打った。途中、にわか雨に見舞われたものの、手際良く測量技術を発揮した。

 およそ2時間半後、3年ぶりに開会式が行われる会場には目印が整然と並んだ。県高野連の菅谷明浩理事長は「開会式からスタートでき、ようやく高校野球の夏が戻ってきたという思い。楽しみだ」と感慨深げ。3年秋山哉太さん(17)は「自分たちが測量した場所に高校生の仲間たちが整列するのはやりがいを感じる」と笑顔で汗をぬぐった。

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