道路下部のり面に崩落が見つかったため、4日夜から全面通行止めになっていた米沢市入田沢の国道121号は、7日午前11時に片側交互通行に移行した。県の調査で「崩落が拡大する状況でない」との判断に伴う措置。今後の調査で全面復旧の方法を検討する。
崩落場所の周囲150メートルを片側通行とし、崩落した側を避けて山側を通行する。現場付近には24時間、監視員を配置し、地盤の動きなどを観測する機器も設置する。雨量や地震による通行止めの基準も当面は通常よりも厳しくする。
片側交互通行への移行後、同区間では県外ナンバーを含む多くの車が通行していた。近くの「道の駅田沢」では5日以降食堂の営業を取りやめていたが、9日に再開する。
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