米沢市浅川の瑞雲院(中川拳宗住職)で住職が15年かけて植え続けてきた境内のアジサイが見頃を迎えた。青を中心に、白や紫、ピンク色など色とりどりの花が観賞客を楽しませている。
中川住職が植栽を始めたのは2007年。檀家(だんか)や地域の人たちから譲り受け、挿し木をするなどして株を地道に増やしてきた。今は参道を中心に墓地周辺にも植栽地が広がり、4千株程度があるという。
元々は草木がうっそうと生い茂っていたという場所には、涼しげな青のアジサイが咲き誇り、一望できる高台に「ビューポイント」の看板を設けている。年々増やしているため、成長途中の株があるのも楽しみの一つだ。中川住職は「今週末から来週いっぱいが見頃。今年は咲き始めが遅かったので8月まで楽しめるかもしれない」と話している。今月16~18日の夜は竹あかりでライトアップも行う。
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