山形市で繰り広げられる第60回山形花笠まつり(8月5~7日)を前に、参加団体の代表者による会議が5日、同市の山形グランドホテルで開かれ、パレードの実施要項などを確認した。新型コロナウイルス禍で3年ぶりに市中心部で開催される今回は、3日間で93団体約5700人が参加し、感染症対策を徹底しながら節目の祭りを盛り上げる。
参加は県内の団体に限られ、コロナ前と比較すると団体数は7割程度、参加人数は5割弱の規模となる。踊り手の前列と左右は約1.5メートルの間隔を保って隊列を組み、掛け声は控えるなどのコロナ対策を行う。熱中症対策も踏まえ演舞中のマスクは外してもいいこととする。
会議には約120人が出席した。鈴木隆一山形花笠まつり実行委員長は「観光客、踊り手、市民の皆さんが見て、参加して、楽しめる祭りの実施に向けて準備を進めていく」とあいさつした。
まつりの開催時間は各日とも午後6時~9時半ごろ。観覧者に対しては不織布マスクの着用や黙食をはじめ、十分に水分を取る熱中症対策を呼び掛ける。
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