南陽市長選3選、白岩氏に聞く 「世界ブランド化」推進

2022/7/4 09:12
次女の千依さんから花束を受け取る白岩孝夫市長(中央右)=南陽市三間通

 3日に告示された南陽市長選は、現職の白岩孝夫氏(53)=赤湯=が、無投票で3選を果たした。「世界ブランド化」や人口減少対策といった市政課題にどう取り組んでいくのか、3期目の抱負を聞いた。

 ―2期連続無投票当選をどう捉えているか。

 「2期8年の実績を見ていただき、市民から判断をいただいた。改めて重責を担わせていただいたことに身が引き締まる思い。1期目と同様の緊張感を持ち、まい進したい」

 ―スローガンに「市民生活が第一」を掲げた。重点的に取り組む施策は。

 「SDGs(持続可能な開発目標)や“行かなくても済む市役所”を目指したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は大前提。まずは、コロナ対策や物価高騰対策を速やかに行い、市民生活と企業活動を支えたい」

 ―温泉リゾート施設「四季南陽」の開業に向けた準備が進んでいる。行政としてどう関わり、どんなまちづくりを目指すか。

 「今後のまちづくりは民間の知恵や知見を生かせるか否かが岐路となる。それとともに“市民が主役”の考え方も重要だ。市民が自分のできる範囲で主体的に関わってもらう市民総参加型の『四季南陽プロジェクト』として、南陽の世界ブランド化を進める。ないものを創出するのではなく、あるものを生かしたい」

 ―ブドウの生産者が激減している。どう捉え、どう支援していくか。

 「生産者の高齢化によるブドウ畑の荒廃を防ぐことは喫緊の課題。生食の大粒ブドウなど、市場ニーズに即したPR、ワイン特区を生かしたワイナリーの創業支援といった『ぶどう産業活性化プロジェクト』を今後も着実に進める」

 ―人口3万人割れが迫っている。人口減少対策をどう手掛けていくか。

 「国全体で見れば、人口減少が止まるのは2090年代とされている。まずはこの現実を直視し、長期的な人口減少に適応した持続可能な社会を構築する必要がある。その上で、一日も早く合計特殊出生率を、人口を維持できるとされる水準(人口置換水準)まで引き上げることを目標に子育て支援策を手掛ける」

 ―どうにぎわい創出を図っていくか。

 「人気漫画『ラーメン大好き小泉さん』とコラボしているラーメン課プロジェクトは、今年新たに連携先を広げ、県外に進出すべく、準備を進めている。ラーメンや温泉、ワインなど先人が培った地域資源を生かし、シティプロモーションを手掛ける」

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