七夕を前に、山形市の公園通り商店街振興組合(会田行雄理事長)は1日、霞城公園東側の通りに七夕飾りを取り付けた。幼稚園や保育園の園児らが願いをしたためた短冊がなびき、商店街を彩っている。
「昔ながらの七夕祭り」と銘打った27回目のイベント。市内の幼稚園、保育園、福祉施設など計22の施設の協力を得て、飾りの短冊に願い事を書いてもらった。通りの約300メートル区間の街路灯に、同組合の関係者が1本ずつ七夕飾りをくくり付けた。
子どもたちの願い事は将来就きたい仕事をはじめ、「みんなが元気に過ごせますように」「戦争が終わりますように」と、新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻を踏まえた内容も目立つ。会田理事長は「新型コロナが収束してそれぞれの願いがかない、家族でいろいろなことを自由に楽しめる日が来てほしい」と話した。7日まで設置されている。
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