山形九中で車いすバスケ体験 元日本代表が出前授業

2022/6/28 18:07
車いすバスケを体験する生徒=山形市・山形九中

 パラスポーツ体験を通して、夢や目標を持つ大切さを伝える出前授業が28日、山形市の山形九中(庄司秀一校長)で開かれ、2年生127人が男子車いすバスケットボール元日本代表の神保康広さん(52)からチャレンジする気持ちを学んだ。

 神保さんは16歳の時にバイクの事故で下半身まひになった。1992年のバルセロナから2004年のアテネまで、4大会連続で夏のパラリンピックに出場した。

 授業で神保さんは、バスケ用の車いすはタイヤが「ハの字」になっていて機動力に優れていることを紹介。ルールを説明した後、各クラスの代表5人ずつがゲームを繰り広げた。最初は操作に戸惑っていた生徒も徐々に慣れ、接戦となる場面もあった。

 引き続き講話があり「事故の後も変わらずに接してくれる友達の存在がうれしかった」と振り返り、「視野を広げること、知ろうとすることが大切。失敗は悪いことじゃない。興味があることをやってみよう」と呼び掛けた。

 ゲームを体験した古内陽真さん(13)は「腕だけでシュートするのは大変だった。行き詰まったときは今日の神保さんの言葉を思い出して、いろいろやってみようと思った」と充実した表情を見せた。

 日本財団パラスポーツサポートセンターが主催する「あすチャレ!スクール」として行われた。

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