振るわぬ長距離、選手育成に本腰 山形陸協、強化・育成に向けCF活用

2022/6/27 10:34
山形陸協が長距離選手の強化・育成に向けてCFを開始。全国都道府県対抗駅伝では本県女子チームが3位入賞を果たしたことも=2005年1月、京都市

 山形陸上競技協会は長距離選手の強化・育成に向けた取り組みに乗り出す計画だ。全国都道府県対抗駅伝で過去に上位入りした女子が低迷するなど、本県長距離界にとって男女とも全国の壁が厚いのが実態。ジュニア層の人材発掘や強化が急務で、国内トップ選手を招いた指導や強化態勢を整えるなどし、底辺拡大を図っていく。

 全国都道府県対抗駅伝で女子は2004年に4位、05年には3位に入った。ただ今年は43位に終わるなど、近年は振るわない。男子は1996年の23位が最高。全国高校駅伝では男女とも苦戦が続いている。また、長距離選手の発掘育成につながっていた県ジュニア駅伝が終了。本県長距離界を取り巻く環境が厳しくなる中、タレント発掘をはじめ、合宿・遠征などの強化事業を支える基盤となる財源確保に向け、クラウドファンディング(CF)を活用することにした。目標額は50万円で、8月11日まで支援を呼び掛けている。

 今秋に小中学生を対象とした陸上教室を予定し、一線級の選手を招いて競技の魅力を伝えていく。「トップ選手の走りを間近に見ることで子どもたちの刺激になれば」と山形陸協の五十嵐徹専務理事。全国都道府県対抗駅伝に向けた事前合宿や遠征、サポート体制の構築にも活用する考えで「全国舞台での県勢の躍進につなげたい」と願う。

 支援額に応じてオリジナルのマスクやマフラータオルなどの返礼品を用意している。山形陸協のホームページからもアクセスできる。

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