小原(日大山形)、大会新でV2 県高校総体・競泳女子400個メ

2022/6/26 09:38

 第73回県高校総合体育大会は25日、酒田市光ケ丘プールで競泳が行われ、女子400メートル個人メドレーは小原希々颯(おばら・ののか)=日大山形=が5分1秒65の大会新記録で2連覇を果たし、200メートルとの個人2冠に輝いた。同200メートルバタフライは昨年の全国中学校体育大会を制した松坂星夏(同)が2分19秒96、同200メートル背泳ぎは長岡愛海(山形商)が2分19秒44でそれぞれ優勝。400メートルリレーの男子は鶴岡南、女子は日大山形が1位だった。女子で2位に入った山形商は、第1泳者長岡愛海が100メートル自由形で57秒63の大会新記録をマークした。

〈競泳女子400メートル個人メドレー〉大会新記録の5分1秒65をマークして優勝した小原希々颯(日大山形)=酒田市光ケ丘プール

【スポット】伸びやか、全国へ弾み

 女子400メートル個人メドレーを制した小原希々颯(日大山形)の表情は晴れやかだった。2連覇で全国に向けて弾みを付け「『大会新を出す』と強い気持ちで臨めた結果」とうなずいた。

 無駄のない柔らかな泳ぎでペースを刻んだ。勝負はいつも通り「得意の後半」。一番の武器の平泳ぎやクロールは状態の良さを感じており「前半リラックスして入れたことで、後半に力を残せた」。伸びやかな泳ぎは衰えなかった。

 本人は背泳ぎでのペースダウンなど課題も感じたというが「全国高校総体の標準記録(5分3秒14)も切れたし、このままいけば東北大会でベストを出せる」と自信を深めるレースだった。

 今年に入り、新型コロナウイルスの影響で練習場所のプールが1カ月近く使えない時期も。それでも下を向かず、走り込みや筋力トレーニング、食事の知識の習得などに励んだ。「泳げず苦しかったけど、たくさんいろんなことを吸収できた」。前向きに努力を重ねて結果を出した。

 秋田県出身。父親が転勤族で、小学生の時に山形に移り住んだ。この日は単身赴任中の千葉から応援に駆けつけた父親の前で「いいところを見せたかった」と小原。成長と感謝を示し、高校最後の大舞台で「悔いの残らない納得のいくレースをする」と誓った。

〈競泳女子200メートルバタフライ〉2分19秒96で優勝した松坂星夏(日大山形)

1年・松坂(日大山形)が圧倒―女子200バタ

 ○…昨年中学日本一をつかんだ実力者が、高校の舞台でも輝いた。女子200メートルバタフライは1年生の松坂星夏(日大山形)が圧倒。終始テンポを崩さず、安定感の光る泳ぎを見せた。

 ただレース後は「動きが遅く、水中動作も有効に使えていない」と本人。課題が口を突いて出た。本来の持ち味である後半の伸びはいまひとつ。課題を明確に捉え、改善を誓った。

 「照準は東北。足りない部分を補って3年生に勝ちたい」と負けん気の強さをのぞかせる。「全国で上位争いをしたい。今季は(長岡)愛海ちゃんのように日本選手権にも出場したい」と目標を掲げた。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]