致道博物館・酒井代表、来年退任へ 19代忠順氏に継承意向

2022/6/24 11:40
酒井忠久代表理事

 鶴岡市の公益財団法人致道博物館で代表理事・館長を務める旧庄内藩主酒井家18代当主の酒井忠久氏(76)が来年6月、理事の任期満了を区切りとして代表を退任する意向を固め、23日の評議員会で表明した。

 酒井家の庄内入部400年を機に一線を退き、同博物館理事・副館長で同家19代後嗣(こうし)の長男忠順(ただより)氏(47)に継承したい考えで、新たな代表理事は来年6月の理事会で選定する。

 同日の評議員会で、酒井代表理事は「理事の任期満了を契機とし、来年6月に代表を退きたい。理事会で決定してもらうことになるが、そこで副館長に交代したいと思っている」と述べ、退任する考えを明らかにした。評議員会の終了後、山形新聞の取材に対し、酒井代表理事は「これから1年を準備期間とし、次期代表には時代に合った法人にしてほしいと願っている」と語った。

 酒井家が1622(元和8)年に庄内に入部してから400年に当たる今年、酒井代表理事は実行委員会の顧問として精力的に記念事業を推進している。1992年に財団法人致道博物館の館長・理事に就任し、2012年から現職。

 忠順氏は11年から理事、16年に副館長。現在は酒井家墓所を保存・管理する一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会の代表理事、地域特産品の企画・販売などを行う株式会社荘内藩の代表取締役を務め、酒井家に関する事業を多角的に手掛ける。

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