第104回全国高校野球選手権山形大会の組み合わせ抽選会が23日、山形市の山形テルサで開かれ、出場43チームの対戦カードが決まった。大会は7月8日に開幕し、決勝は24日を予定。3年ぶりに開会式を行い、開幕試合は山形工―創学館に決まった。
シード校は第1が今春の県大会を制した羽黒で第2は準優勝の酒田南。3位の山形中央、4位の日大山形がそれぞれ第3、第4となった。昨秋以降の成績をポイント化し、第5は鶴岡東、第6は新庄東、第7は山形学院、第8は山形城北。いずれも2回戦からの登場となる。合同チームは新庄南・北村山・谷地・天童の1チーム。
今春の東北大会8強の羽黒はAブロックに入り、初戦で長井工と対戦。昨秋の県大会準優勝の鶴東も同じブロックに名を連ね、上山明新館と戦う。Bブロックには連覇を狙う日大が入り、新庄北と顔を合わせる。昨秋と今春の県大会で8強入りした新東は力のある山形南とぶつかる。
昨秋の県大会覇者の酒南はCブロックで、合同チームとの一戦に臨む。ほかに実力校の山形学院と創学館、昨夏の山形大会準優勝の東海大山形がそろった。Dブロックで昨秋の東北大会8強の山中央は山形商が初戦の相手。今春の県大会8強の城北は酒田西と戦う。
大会は1、2回戦が中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(荘銀・日新スタジアム=県野球場)や新庄市民球場など4会場、3回戦は荘銀・日新スタジアムと山形市のきらやかスタジアム、準々決勝以降は荘銀・日新スタジアムで行う。
大会は一般観客を入れて開催。荘銀・日新スタジアムでの開会式では入場行進や国歌独唱、選手宣誓を行う。この日の抽選会で選手宣誓は鶴岡南の田村奏人主将に決まった。
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