県内の所得税納税者数8%減 21年確定申告、所得額と申告額下がる

2022/6/24 09:31

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 仙台国税局が23日に発表した2021年分の確定申告状況によると、県内の所得税の納税者数は約8%減り、所得金額、申告納税額も減少した。続く新型コロナウイルス感染拡大が一因となり、インターネットで申告できる国税電子申告・納税システム(e―Tax)などの利用者が前々年、前年に続き増えた。特にマイナンバーカードを利用してスマートフォンから申告した人が前年の2.3倍に伸びた。

 県内の21年分の所得税等納税者数は前年比7.9%減の5万1200人、所得金額は3.3%減の2452億7900万円、申告納税額は0.4%減の141億4千万円だった。

 所得者別では、会社員を含む給与所得者など「その他所得者」は、納税者数が1.9%減の3万6208人、所得金額は0.1%減の1819億9千万円、申告納税額は0.1%増の85億4300万円だった。自営や弁護士、農業など事業所得者の納税者数は19.6%減の1万4992人、所得金額は11.7%減の632億8800万円、申告納税額は1.2%減の55億9600万円。

 土地などの譲渡所得は申告者数が0.7%減の3851人、利益が出た有所得者数は3.3%増の2365人、所得金額は12.3%増の140億5200万円。株式などの譲渡所得は申告者数が0.1%増の4400人、有所得者数は26.0%増の2464人、所得金額は22.5%減の70億4400万円だった。

 個人事業主の消費税の申告状況は、納税申告件数が1.2%増の1万1096件、税額は1.0%減の48億2千万円。

 e―Taxなど情報通信技術を利用して所得税の確定申告を行った人は16万1254人で、全体の81.4%を占め、前年より2.9ポイント伸びた。このうち、自宅から納税者本人がe―Taxで申告した人は2万3105人で前年の1.4倍となった。国のマイナポイント事業などで普及が進んだマイナンバーカードを使い、スマートフォンから申告した人は4167人で前年の2.3倍に伸びた。

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