わっ、大きい「やまがた紅王」 先行販売、山形でイベント

2022/6/23 21:52
「やまがた紅王」の先行販売開始を記念し、吉村美栄子知事らがくす玉を割ってプレデビューを祝った=山形市・文翔館

 県が開発したサクランボの大玉新品種「やまがた紅王」の先行販売が23日、県内外で始まった。山形市の文翔館ではプレデビューイベントが行われ、吉村美栄子知事らがサクランボ王国の新たなけん引役に期待を込めた。今年の出荷量は6トン程度の見込み。

 吉村知事は「今年の出荷量はわずかで、消費者に十分届けられないかもしれないが、年々増やしていく」とあいさつ。市内の木の実こども園の年長児11人による歌の披露に続き、吉村知事と園児がくす玉を割った。「やまがた紅王」をプレゼントされた園児たちは、早速、大きな実をぱくり。奥山創太君(5)は「見たことなくらいおっきくておいしい」と満面の笑顔だった。

 県によると、今年の出荷量は全体の0.05%と希少で、取り扱う山形市内の量販店や産直施設では100グラム入りパックで2千~5千円で販売されるという。2023年の本格デビューでは20~25トン程度の生産を見込む。

 「やまがた紅王」は大玉で品質の良い「紅秀峰」とレーニアと紅さやかの交雑種を掛け合わせ、20年以上かけて開発。県内のサクランボでは初めて品質基準を設け、25ミリ未満のものや、色が薄いものは紅王としての販売を認めない。大きさは500円玉を超えるものが中心。主力品種「佐藤錦」、県奨励品種「紅秀峰」に並ぶブランド化を目指す。

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