里山暮らしの魅力紹介 米沢移住の黒田さん、書籍出版

2022/6/21 21:43
出版した「森に暮らす」を手にする黒田三佳さん=米沢市

 東京出身で米沢市の南原地区に移住し、「里山ソムリエ」として活動する黒田三佳さんが、里山で感じた豊かな暮らしを季節ごとにまとめた「森に暮らす」(山形会議パブリッシング)を出版した。自身が撮影した写真も多く掲載し、雪国の暮らしで見つけた素敵な風景を「二十四節気」の移ろいとともに紹介している。

 黒田さんは元国際線客室乗務員。デンマークでの生活を経て、2001年に米沢に移った。地域の人たちや自宅周辺の森から教わった里山の魅力を、“ソムリエ”として地域の子供たちや県外、海外からの来訪者などに伝えている。

 米沢生活も20年を過ぎ、あらためて「自然との共生」や「人と人とのコミュニティ」など、大切なものが里山にあると感じている。本の中では立春から大寒までの二十四節気ごと「どこを切り取っても素晴らしい」という風景を、写真を中心に紹介している。白い雪景色や青々とした夏の森、里山での活動の様子や地域に根ざした食など、季節ごとの景色や楽しみ方を短い文章と共に掲載した。

 黒田さんが里山の魅力を発信する源は「自分の人生を豊かにしてくれた感謝」という。「当たり前にあり過ぎて、気付かれていないものもある」と、地元、県内の人に読んでもらいたいと思う一方、「英訳して海外にも届けたい」とも考えている。

 A5判、オールカラー210ページで1500円。県内書店などで扱う。問い合わせは山形会議パブリッシング023(677)1181。

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