さくら回廊の地、憩いの公園に 南陽・吉野川沿い、椅子や看板も

2022/6/21 12:56
「最上川さくら回廊事業」の植栽地に整備された公園=南陽市椚塚

 昨年度の山形新聞、山形放送8大事業の一つ「最上川さくら回廊事業」で植栽した南陽市の赤湯ふたば保育園隣接地に、地元の南陽臨雲ロータリークラブ(RC、四釜裕二会長)が公園を整備し20日、現地などで竣工(しゅんこう)・お披露目式が行われた。関係者らは、桜を囲みながら多くの人が集う憩いの場となることを想像しながら、完成を祝った。

 桜の植栽地は吉野川沿いで、かつては20本ほどの桜が市民の安らぎとなっていたが、2013、14年に大規模豪雨に見舞われ、復旧工事のためにやむなく伐採された。昨年10月の最上川さくら回廊事業は、参加者約80人が、復興への思いを込めながら、12本のソメイヨシノを植えた。

 同RCは、創立20周年記念事業の一環として、吉野川周辺の環境を整備。21年5月には、赤湯駅から赤湯温泉街に向かって東側に延びる県道赤湯停車場線と吉野川が交わる花見橋脇の一角に「赤湯温泉 花見橋ポケットパーク」を完成させた。

 さらに本年度は、最上川さくら回廊事業の機運を市内全体に広げながら、吉野川の末永い安定、市の発展を願って「吉野川湯河原源泉パーク」として整備を開始。桜の間に蔵王石を使った椅子18脚を備えたほか、市内の観光名所や赤湯温泉の旅館・ホテル、温泉の源泉を紹介する地図など三つの看板を設置した。

 式典にはRCや行政、観光関係者ら約40人が出席。四釜会長は「桜を中心にして、市内外の人の交流や市民の健康増進、子どもたちの郷土愛醸成につながるようイベントなどを計画したい」とあいさつ。来賓の白岩孝夫市長は「多くの人から、末永く大切にされることを願う」と、祝辞を寄せた。

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