参院選あす22日公示 県区、現新5人出馬へ

2022/6/21 08:13

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 第26回参院選は22日、公示される。新型コロナウイルス禍やウクライナ情勢を背景にした物価高騰対策、憲法改正論議と安全保障の在り方、東京一極集中の解消と地方創生などを争点に、今夏最大の政治決戦に有権者が審判を下す。投開票は7月10日。

◇県区の立候補予定者(改選数1)

 舟山 康江 56 国民現 (1)参院議員(2)北大(3)党筆頭副代表。党政調会長、党・新緑風会国対委員長、農林水産大臣政務官、農水省職員。当選2回(4)埼玉県越谷市

 大内 理加 59 自民新 (1)政党役員(2)同志社大(3)県紅花生産組合連合会長。県議4期、県議会運営委員長、自民党県連総務会長、同女性局長(4)山形市

 石川  渉 48 共産新 (1)政党役員(2)山形大(3)党村山地区副委員長、党県委員。日本民主青年同盟県委員長(4)千葉県佐倉市

 小泉  明 51 N党新 (1)料理人(2)秩父農工高(3)発酵料理研究家(4)埼玉県横瀬町

 黒木  明 48 諸派新 (1)会社員(2)尾関学園高(3)政治団体「参政党」運営党員、自動車関連会社員。海上自衛隊員(4)愛知県小牧市

 県選挙区(改選数1)に立候補を予定するのは、国民民主党現職の舟山康江氏(56)、自民党新人の大内理加氏(59)=公明党推薦、共産党新人の石川渉氏(48)、NHK党新人の小泉明氏(51)、政治団体「参政党」新人の黒木明氏(48)の5人。国会閉幕の今月15日以降、事実上の選挙戦に突入し、各陣営は支持基盤固めを急いできた。

 県選挙区は近年、共産を含む野党勢力の候補者一本化で与野党対決の構図を描いてきた。今回は自公政権と国民が接近し、擁立見送り論まで浮上した自民の迷走で野党共闘を分断。自民も主戦論と見送り論のはざまで自らの足場を揺らした。3選を懸ける舟山氏、議席獲得を掲げる大内氏を軸にした県選挙区の攻防が予想されている。

 舟山氏は国民、立憲民主党、連合山形の「2党1団体」に非自民系無所属議員を加えた枠組みで野党勢力の結集を強める。県内を9ブロックに分け、先月29日の北村山を皮切りに各地区で会合を重ねる。国会会期末の今月15日に急ぎ戻り、山形市内で総決起集会に臨んで結束を図った。農業関係者や支援団体との意見交換会、小規模な座談会を各地で開き、政策を届ける活動を重点化している。

 大内氏は公示まで1カ月を切る中で出馬を表明。短期決戦に、組織力を生かした戦いを見据える。遠藤利明党県連会長を本部長に、3衆院議員の後援組織が県1~3区をまとめる。業界団体の支持固めを目指して職域支部と会合を開催。18日には岸田文雄首相を迎え、県内29市町村長の支援組織が発足した。推薦を受ける公明と連動し、交流サイト(SNS)の活用などで若年層への認知度向上も図る。

 石川氏は街頭活動を中心に、後援組織の会合に参加。憲法9条の改正阻止や消費税5%への緊急減税などを訴えている。本間和也党県委員長を本部長に、県・5地区の各委員会単位の選挙態勢を整えた。党機関誌「しんぶん赤旗」号外の全戸配布などを織り交ぜて党勢拡大を図っている。比例代表は、5議席確保と県内6万票以上の獲得を目標に掲げ、県選挙区と連動した活動を展開する。

 小泉氏は公示直前まで東京に在住し、21日に県内入りする。県内に事務所を構える予定はなく、選挙期間中は自転車で県内各地を巡る方針。知名度向上のため、選挙ポスターの掲示や街頭演説の様子をSNSで発信するなどの遊説活動を計画している。

 黒木氏は17日に県内入りし、翌18日に山形市内で事務所を開設。同市を中心に駅前や商業施設近くなどで街頭演説を繰り広げ、政策をまとめたリーフレットを活用した認知度向上に努めている。動画投稿サイト「ユーチューブ」などインターネットを用いた党勢拡大にも力を入れる。参政党山形支部として選対本部を設置し、党員中心の有志が遊説ルートなど公示後の活動内容で調整を進めている。

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