ニチレイ、山形工場に新製造ライン 第1弾はレンジ調理の冷やし中華

2022/6/10 09:46
ニチレイフーズが山形工場に新設したフレキシブルライン=天童市北目3丁目

 冷凍食品大手のニチレイフーズ(東京都、竹永雅彦社長)は9日、天童市北目3丁目の山形工場に新設した製造ラインの内覧会を開いた。さまざまなカテゴリーに対応できるフレキシブルラインで、第1弾として電子レンジで調理する冷やし中華(1人前360グラム)を手掛ける。使用電力を県内の水力発電でつくられた再生エネルギーに置き換え、二酸化炭素(CO2)排出ゼロを実現するなど、環境にも配慮した。

 新型コロナ禍の巣ごもり需要で、1人前規格の主食・主菜や片手で食べることができるパーソナルユースの需要が伸びている。山形工場はカレーやスープのレトルト食品をメインに手掛けてきたが、需要の変化に対応するため、約40億円を投資して新たな製造ラインを加えた。

電子レンジで調理する冷やし中華

 新製造ラインは今年2月から稼働し、電子レンジ調理の冷やし中華を1日当たり最大25トン製造している。麺以外の食品開発も検討している。内覧会で竹永社長は「良質なものづくりを推進し、天童市の活性化に微力ながら貢献していきたい」とあいさつした。

 冷やし中華は、マイクロ波の影響を受けにくい氷の特性を活用。電子レンジで温めた後も適度に氷が残り、冷たい状態で食べることができる。煮豚、錦糸卵、刻みオクラ、紅ショウガの4種類の具材と特製ダレにもこだわった。今年3月から販売しており、オープン価格で350円前後。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]