県内4月求人1.48倍、判断を上方修正 製造業中心に伸び

2022/6/1 08:11

 山形労働局が31日に発表した県内の4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.48倍で、前月を0.01ポイント上回った。本県基幹産業の製造業を中心に新規求人数が伸びたため。新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けていた宿泊・飲食サービス業も、3年ぶりに行動制限のなかったゴールデンウイークなどに人出が回復し、新規求人数が増加した。

 同労働局は県内雇用情勢判断を「新型コロナの影響は弱まり、改善の動きが続いているが、引き続き感染状況に注意していく必要がある」から「新型コロナが雇用に与える影響は残るものの、改善の動きが続いている」に上方修正した。半導体不足や原材料・エネルギー価格の高騰、ウクライナ情勢などは引き続き注視するとした。

 有効求人数(季節調整値)は2万4940人で、前月より4.5%増加した。3月までは感染の高止まりで求職活動を控える傾向があったが、再開の動きがあり、有効求職者数(同)は1万6835人で3.7%増加した。求人数、求職者数がともに増えたが、求人数の伸びの方が大きく、有効求人倍率が上昇した。正社員有効求人倍率(原数値)は1.13倍で、前年同月を0.22ポイント上回った。

 新規求人数(パートタイムを含む全数、原数値)は9447人で、前年同月と比べ13.6%増で、14カ月連続の増加。内訳で製造業が15カ月連続で伸び、27.3%増。化学・プラスチックや電子部品・デバイス・電子回路が好調で、16業種中13業種で前年同月超え。宿泊・飲食サービス業は50.7%増、生活関連サービス・娯楽業は12.3%増だった。

 ハローワーク別の求人倍率(原数値)は山形が1.35倍、米沢1.28倍、酒田1.55倍、鶴岡1.67倍、新庄0.99倍、長井1.55倍、村山1.33倍、寒河江1.09倍だった。

 全国の4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.23倍で、前月を0.01ポイント上回った。

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