鶴岡天神祭、3年ぶりのパレード

2022/5/25 20:49
化けものが沿道の見物客の手をアルコール消毒して回った=鶴岡市

 庄内三大祭りの一つで「化けものまつり」とも呼ばれている鶴岡天神祭のパレードが25日、3年ぶりに鶴岡市中心部で開催された。子どもたちの元気なダンスが披露されたほか、編み笠と手拭いなどで顔を隠した「化けもの」が登場し、観客の手指をアルコール消毒して回った。

 11団体から約700人が参加。市中央児童館から昭和通りまでの約600メートルで、地元の小学生によるダンスパフォーマンス、菅原道真公行列、着物姿の女性たちの優雅な手踊りなどが繰り広げられた。沿道では長じゅばん姿の化けものたちが見物客にうちわを配ったり、アルコール消毒を勧めたりしていた。

 初めて祭りを見に来た鶴岡市山王町、山形大農学部4年原俊英さん(22)は「さまざまな団体の衣装がきらびやかで楽しい。卒業前に見られてよかった」と笑顔で話していた。

 学問の神様・菅原道真を祭る鶴岡天満宮の例祭で、化けものは京都から九州の太宰府に道真が左遷される際、慕う人たちが顔を隠して見送り、別れを惜しんで酒を酌み交わしたことに由来する。例年は化けものがジュースや酒を振る舞うが、今年はアルコール消毒して回るスタイルに変え、パレードの規模や距離も縮小した。

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