山形は24日、非公開練習で調整した。金沢と対戦した前節はMF藤田息吹のゴールで追い付き、1―1で引き分けた。8戦連続負けなしで通算成績は6勝6分け4敗。順位は一つ下がって6位とした。
一方の山口は昨季途中にコーチから昇格した名塚善寛監督が続投した。攻守のハードワークを求めるスタイルで、J1での実績も豊富な元日本代表のMF山瀬功治を獲得。GK関憲太郎、長井市出身で主将のDF渡部博文(山形中央高出)らベテランが、チームの軸となっている。
前節は長崎に1―2で敗れ、3試合連続で勝利から遠ざかっている。通算成績5勝6分け6敗の16位で、山形とは勝ち点3差。基本陣形は4―3―3で、前線に入るFW高木大輔、ルーキーのFW沼田駿也がともにチーム最多4得点。全試合に先発してきた渡部が累積警告のため出場できない。
前節から中2日で敵地に入る山口に比べ、山形は中3日のホーム戦に臨み、日程から見れば有利だ。運動量や献身的なプレーで上回り、好機につなげていきたい。
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