東北芸工大で「薪能」 多くの市民や学生、幽玄な世界に浸る

2022/5/23 21:27
夜のとばりが降りる中、かがり火に照らされ薪能が演じられた=山形市・東北芸術工科大

 かがり火で照らした舞台で能や狂言を上演する「薪能(たきぎのう)」が23日、山形市の東北芸術工科大キャンパス内にある水上能楽堂・伝統館で披露され、多くの市民や学生が幽玄な能楽の世界に浸った。

 大蔵流の山本泰太郎さんらによる狂言「清水(しみず)」、観世(かんぜ)流の観世銕之丞(てつのじょう)さんらによる能「経正(つねまさ)・替之型(かえのかた)」が披露された。「経正」は平家物語を典拠とし、戦死した平経正の弔いを巡る物語。亡霊となって現われた経正が、詩歌管弦を愛した在りし日を懐かしむ姿などが演じられた。

 同大が毎年開催している。開演に先立ち、中山ダイスケ学長は「新型コロナウイルス禍が続くが、鑑賞を通じて幸せをかみしめる時間になれば」とあいさつした。

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