新庄東、代打が流れ呼ぶ 春季高校野球県大会・第2日、8強決まる

2022/5/23 10:18
〈新庄東―鶴岡工〉5回表新東2死二塁、代打叶内瑛人が左前適時打を放ち2―2とする=中山町の荘銀・日新スタジアム

 第69回春季東北地区高校野球県大会は第2日の22日、中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(荘銀・日新スタジアム=県野球場)など3会場で2回戦8試合を行い、8強がでそろった。

 新庄東は6―4で鶴岡工を振り切り、山形中央は4―0で創学館を零封した。山形学院は東海大山形にコールドで勝利し、鶴岡東は5―3で山形南に競り勝った。酒田南は山形商、羽黒は新庄神室産、山形城北は米沢工、日大山形は新庄北に、それぞれ快勝した。

 第3日の24日は荘銀・日新スタジアムと山形市のきらやかスタジアムで準々決勝4試合を行う。

五回、2適時打で勝ち越し

 手放しかけた流れを代打の一振りが引き戻した。1―2の五回表に同点打を放った新庄東の叶内瑛人。その後に勝ち越しのホームを踏み、「うれしい」と笑顔で喜びをかみしめた。

 この日が公式戦2度目の登板という先発岸准聖は球数がかさんでいた。四回裏にはソロ本塁打を浴びて勝ち越しを許し、丹良一監督は想定より早い段階でエースを送ることを決めた。直後の五回表2死二塁、岸に代わって打席に立ったのが叶内だった。

 信条は「ファーストストライクから積極的に」。打撃面で監督の信頼が厚い背番号10は「取り返すから」と岸に約束して打席に立つと、低めの変化球を強振。左前へはじき返して試合を振り出しに戻した。この一打が呼び水となり、2者連続四死球で満塁に。「やってやる」。熱気は3番福士大知にも伝わった。左前への2点適時打で続き、三塁から叶内が生還した。

 福士は自信を深めつつ「後半はどきどきだった。もっと精神力を磨かないと」とさらなる成長を誓った。

 その後、新東は僅差で追われる展開が続いたが、終わってみれば守備は1失策にとどまった。雪上ノックなどで磨いた打球への対応力が勝利を引き寄せた。

高校野球

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