参院選を控え、党選対委員長の遠藤氏はこの週末、党務で青森県などを回っているため、具体的な日程については「近日中に大内氏と調整する」とした。
また、大内氏の擁立を目指す理由として、遠藤会長は「(2021年1月の)知事選を戦っており、県全体に名前が浸透している」と強調。「知名度の高さを考えれば、すぐにでも大内さんで決めたい」と述べた。また、独自候補の選定を進めていた今年2月時点で、大内氏が3人に絞り込んだ候補者の一人だったことも明らかにした。
自民党本部は22年度予算に賛成した国民民主党に配慮し、独自候補を見送る方向で最終調整を進めていた。党執行部内には3選を目指す国民現職の舟山康江氏(55)への推薦論も浮上したが、国民との交渉がまとまらず、一転して擁立に踏み切ることを決めた。
県選挙区は共産党新人の石川渉氏(48)、NHK党新人の小泉明氏(51)も出馬を予定している。
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