ながい黒獅子まつり、3年ぶり市街地練り歩く

2022/5/21 22:14
力比べをする警護と獅子=長井市

 長井市の「ながい黒獅子まつり」が21日夜、同市の白つつじ公園を主会場に開かれた。新型コロナウイルス感染症の影響でおととしは中止、昨年は規模を縮小しており、市街地を練り歩くのは3年ぶり。勇壮な黒獅子舞が目抜き通りで繰り広げられ、大勢の市民や観光客を楽しませた。

 黒獅子舞は市内各神社で受け継がれており、獅子頭や舞い方にそれぞれ特徴がある。今回は7神社が参加し、力士の姿をした「警護」の先導で市役所前など各所から出発。小雨の中、獅子は道を右へ左へとうねるように進み、所々で沿道に歯を打ち鳴らして厄をはらった。

 暴れる獅子を警護が押さえ込む力比べが見どころの一つ。獅子と力いっぱい押し合う姿に周囲から拍手が湧いていた。市出身で若い頃は獅子の中に入っていた千葉県市川市、自営業渡部徹さん(63)は「久々に見に来て心が沸き立った。懐かしくて涙が出てくる」とうれしそうだった。

 黒獅子舞は源頼義が前九年の役(1051~62年)に勝ち、総宮神社(長井市)の社殿を再建した際に奉納したのが起源で、黒獅子は置賜野川を下る竜神を表しているとされる。

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