鬼門の敵地、勝利へ奮起 モンテ、きょう21日金沢戦

2022/5/21 07:35

 サッカーJ2は第17節第1日の21日、各地で9試合が行われる。モンテディオ山形は午後2時から金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場で金沢と対戦する。中止に伴う休養を経て、再び連戦日程に突入。金沢は攻撃時のミスを課題としており、ショートカウンターを交えて得点を狙いたい。

 山形は20日、非公開練習で調整した。前節の岩手戦は新型コロナウイルスの影響を受けて中止に。通算成績6勝5分け4敗で、暫定順位は5位のまま。今節から天皇杯全日本選手権を含む公式戦5試合が中2、3日で続く。

 一方の金沢は柳下正明監督の指揮6シーズン目を迎えた。昨季は最終節まで降格争いを抜け出せず、17位に沈んだ。立て直しを図るため、山形のJ1初昇格(2008年)に貢献したストライカーのFW豊田陽平のほか、山形で昨季6得点のFW林誠道といった実績のある選手を迎えた。基本陣形は4―4―2。前節は仙台に1―4で敗戦。攻撃時に中盤で不用意なミスがあり、失点につながった。通算成績5勝5分け6敗の16位。

 両軍の対戦成績は4勝4分け4敗の五分。山形は20、21年と本拠地で4得点の快勝が続いたが、アウェー戦は1分け3敗でいまだに白星がない鬼門だ。今節を前にエースFW藤本佳希の負傷による長期離脱が判明。勝利のために新たな選手の奮闘を求めたい。

「ゴールに向かえる時は積極的に、大胆にできたらいい」と語るMF小西雄大=天童市・県総合運動公園

MF小西、飛躍の予感

 ○…先の5連戦のさなか、ボランチのMF小西雄大が一躍注目を浴びた。古巣の徳島と顔を合わせた第12節で今季初ゴール。「ぶれずにやってきたことが試合に出た。(連係は)まだまだいいものになる」と貪欲に語った。

 飛躍を遂げた2020年シーズンと似た流れが、今来ている。徳島で試合に絡めていなかった当時、山形との一戦で初先発。好機でアピールに成功すると、そのままJ1昇格の原動力になった。「本当に似てるところがある」と言う今シーズンは、故郷でもある徳島との対決が分岐点に違いない。「僕の中で特別な試合。後のことは正直考えていなかった」。出場機会が少なかった中で先発起用に燃え、持ち味である左足のミドルシュートで決勝点を奪った。

 以降は連続でスタメンに入り、鋭い縦パスなどで攻撃を組み立てる。中盤の要となる24歳は「ゴールに向かえる時は積極的に、大胆にできたらいい」と今節の躍動を誓った。

FW藤本大けが、今季絶望

 モンテディオ山形は20日、FW藤本佳希が左膝前十字靱帯(じんたい)損傷と内側半月板損傷の大けがを負ったと発表した。31日に手術を受ける予定で全治6、7カ月の見込み。今季中の復帰は絶望的となった。

 J3愛媛から加入した新戦力で、競り合いの強さやゴール前の鋭い反応を武器に、チーム最多7得点と攻撃の軸を担っていた。先発した8日の第15節大分戦で負傷した。

モンテディオ山形

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