ジュニア世代育成へ議論 県の強化コーチングスタッフ会議

2022/5/20 08:56
パネルディスカッションを通じて参加者が選手育成や競技スポーツの在り方について認識を深めた=天童市・県総合運動公園大会議室

 県の競技スポーツ強化コーチングスタッフ会議が19日、天童市の県総合運動公園大会議室で開かれ、参加者が五輪代表を育てた県内の指導者によるパネルディスカッションを通じてジュニア世代の指導や競技スポーツの在り方などについて認識を深めた。

 本県の東京五輪代表を高校時代に指導した、アーチェリーの野崎剛(鶴岡南高教)水球の斎藤秀樹(山形工高教)ボクシングの佐藤祐平(日大山形高教)バレーボールの安部功(山形城北高教)の4氏と、カヌースプリントで2人の五輪代表を育て、東京五輪では日本代表監督を務めた木村文浩氏(谷地高教)がパネリストを務めた。

 中高生の指導に関して野崎氏は「『できなかった』ことが『できる』ようになる喜びが上達の土台になる。指導者は正しい技術をどう教えるかが大切」と強調。斎藤氏は「人脈は重要。つながることで生徒に自信が芽生えるきっかけにもなる」とし、安部氏はデータの有用性を指摘し「数字による見える化は生徒の意欲にもつながる」とした。

 これからの競技スポーツの在り方について佐藤氏は「高校卒業後も競技を継続する選手を増やすことが大切。こうした選手とジュニア世代の交流が活発化することで競技レベルの向上にもつながるはずだ」と語った。木村氏は「スポーツの価値を高めないといけない。人間力なくして競技力向上なしだ」と訴えた。

 県内競技団体の関係者約50人が聴講した。

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