東京・飯田橋の人気中華料理店「餃子(ぎょうざ)の店おけ以」(馬道仁社長)が、酒田市内に構えたギョーザの製造工場前に、冷凍ギョーザの自動販売機を設置している。同店だけでなく、全国の有名ギョーザも販売。取締役として工場を取り仕切る馬道社長の長男・雄一さん(40)は「ラーメン文化の街・酒田でギョーザ文化も根付かせたい」と話している。
おけ以のギョーザは20個入り1500円と、6個入り500円。同店と同じ都内の人気店・餃侍(ぎょうざむらい)の「侍ぎょうざ」(15個入り1200円)、滋賀県彦根市の「餃子のひらの」(15個入り1200円)も購入できる。自宅で焼くだけで各店の味を楽しめる。
おけ以は1954(昭和29)年、「中華料理店おけい」として東京の神保町にオープン。89年に店舗を現在の飯田橋に移した。雄一さんが酒田市出身の妻と結婚し、移住したことから市内に工場を構えた。
工場に併設する店舗でギョーザを販売しているが、新型コロナウイルス禍を受け、今年2月、自販機での販売も開始。今月末にはラーメンとギョーザのセットも販売予定だという。問い合わせは同工場0234(31)8950。
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