ソフトテニス普及へ前進 庄内町の「KSクラブ」がNPO法人化

2022/5/17 12:38
ソフトテニスの練習に励むNPO法人KSクラブのメンバー=庄内町テニスコート

 庄内町テニスコートを拠点に、ソフトテニスの普及や強化を目指す団体「KSクラブ」(大津幸造代表)がNPO法人となり、本年度から本格的に活動している。任意団体から始まり長年、部活動にプラスして能力を高めたい子どもたちの受け皿となってきた。法人化することで活動の幅を広げ、さらにソフトテニスの楽しさを広めたい考えだ。

 大津代表(60)は中学教諭として、36年間ソフトテニス部の指導に当たってきた。2008年には鶴岡三中の教え子が全国中学校体育大会女子団体で準優勝に輝いた。その傍ら、同年に任意団体としてKSクラブを設立した。「KS」は「勝つ資格」の略。「勝つだけでなく、応援される選手、何事にも一生懸命取り組む人になってほしい」という願いが込められている。

 よりしっかりした体制構築を図ろうと、昨年10月に法人化し、教員を早期退職して今年4月に活動を始めた。ソフトテニスに特化したNPO法人は県内でも珍しいという。現在は庄内地域や最上地域の小中学生約40人が所属する。教員時代の教え子の子どもが入るケースも多い。毎週火曜、木曜の夜間、土曜の午後に練習している。

 練習は乱打と試合形式が中心となり、あえて細かな指導はしない方針だ。小学3年で同クラブに入った鶴岡一中2年諏訪陽美さん(13)は「自分で考える力が付く。他校の人との交流もあって楽しい」と魅力を語った。ただ、大津代表は「あくまでも主軸は学校の部活動」とし、その上で「プラスアルファで頑張りたい子の受け皿になればうれしい」と語った。

 合宿や勉強会の他、年間10回ほど大会も開催している。月会費は初心者のSコースが4千円、中級・上級者のKコースが6千円。活動の様子は公式ホームページで公開している。今後は生涯学習振興のため、社会人向けや幼児向けのコースも展開していく予定だという。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]