南陽市内にある2カ所の観光ワラビ園(小滝、荻)で15日、今季営業がスタートし、待ちわびた人たちが新緑の中、旬の味覚の収穫を楽しんだ。
「小滝わらび園」には早朝から、県外も含めて約420人が来場した。訪れた人たちは30ヘクタールの園地で「ポキッ、ポキッ」と、小気味よい音を響かせながら、収穫を楽しんでいた。山形市小荷駄町、無職五百沢昇さん(70)は「おひたしや一本漬けで味わいたい」と心地いい汗を流していた。
同園を管理する小滝山菜組合の江口菊次組合長は「小滝のワラビは、ぬめりや味が最高」と話していた。「小滝わらび園」は6月26日まで毎週水、木、日曜の午前9~11時に開園、「荻観光わらび園」は7月3日までの毎週水、日曜の午前9~11時に開園する。
入園料はいずれも1人1500円。問い合わせは小滝が江口組合長080(6290)2078、荻は加藤茂さん090(7562)1520。
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