全国高校総合文化祭将棋部門大会の出場権を懸けた第44回県高校将棋選手権大会(主催・山形新聞、山形放送、県高校文化連盟将棋専門部、後援・日本将棋連盟県支部連合会)が14日、上山市の上山明新館高で開かれた。男子団体は寒河江(三将・3年高橋賢選手、副将・1年清野達嗣選手、主将・3年今泉慶亮選手)が初優勝した。
男子個人は松本望選手(山形東3年)、女子個人は黒沼智翔(ともか)選手(山形城北1年)が優勝した。
男子団体には山形東、山形南、上山明新館、寒河江の4校から計6チームが出場。リーグ戦による予選と決勝トーナメントで争われ、決勝戦では寒河江が山形東を破って頂点に立った。女子団体は出場チームがなかった。
5校の30人が出場した男子個人は、スイス式トーナメント方式の予選を経て決勝トーナメントを実施。決勝では松本選手が奥山健信(たけのぶ)選手(山形東2年)に勝利した。女子個人は2人が出場し、黒沼選手が上野理生(りお)選手(山形東2年)に勝利した。
男子団体優勝の寒河江、男子個人優勝の松本選手と2位の奥山選手、女子個人の黒沼選手と上野選手は8月3、4日に東京都で開かれる全国大会への出場権を得た。
開会式では県高文連将棋専門部長の須貝英彦山形東高校長、笹原健一山形新聞整理部長、大泉義美日本将棋連盟県支部連合会長があいさつした。
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