無人田植え機、河北で実演 クボタが開発、省力化期待

2022/5/15 08:50
自動運転で苗を植え付ける無人田植え機の機能を確認した実演会=河北町溝延

 農機具メーカー・クボタが開発した無人田植え機「アグリロボNW8SA」の実演会が14日、河北町溝延の水田で行われ、農家らが先進技術を駆使したスマート農業の利点を学んだ。

 アグリロボは衛星利用測位システム(GPS)を活用し、水田を1周し広さや形状を把握させた後、自動で苗の植え付けを行う。田植え前の地形把握と苗の補充、外周2周分の植え付けは人力が必要だが、30アール当たり最短28分で完了するなど、省力化しつつ通常の田植え機よりも30分程度作業を早く終えることができる。価格はオプション付きで1台約700万円と高価だが、担い手不足の解消や人件費削減などが期待される。

 実演会は南東北クボタ河北営業所が主催。田宮忠和さん(54)=同町溝延=が所有する25アールの水田で行い、地元農家ら25人が参加した。アグリロボが自動運転で苗を等間隔に素早く植え付け、障害物の前では自動運転を停止する機能も確認した。家族3人で計17ヘクタールの水田を管理する田宮さんは「人手が足りなくても田植えを進められ、期待は大きい」と話していた。

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