和田(湯の浜)が初優勝 県アマゴルフ選手権

2022/5/12 10:55
通算3オーバーで初優勝を果たした和田良太(湯の浜)=庄内町・庄内ゴルフ倶楽部

 県アマチュアゴルフ選手権(主催・県ゴルフ連盟=寒河江浩二理事長)は11日、庄内町の庄内ゴルフ倶楽部(7055ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、初日首位の和田良太(湯の浜)が通算3オーバーの147で初優勝した。

 初日76の和田はパターがさえて前半をパープレーで回り、後半はスコアを一つ伸ばした。2位に小島秀喜(同)、3位に山科専一(山形)が入り、池田太郎(庄内)が4位、高橋勇郎(さくらんぼ)が5位で続いた。

 東北アマチュアゴルフ選手権(5月31日~6月3日、宮城県)の予選を兼ね、今大会の上位3選手が出場資格を得た。同選手権には昨年の県サーキット競技会総合成績上位7選手のほか、東北ジュニア選手権15~17歳の部を制した工藤颯太(日大山形高)がシード選手として出場する。

【ヒーロー】緊張、いきなりOB―吹っ切れた

 初日でトップに立つ想定外の結果に和田良太(湯の浜)の心は緊張と重圧で押しつぶされそうになっていた。「大崩れするかも」との不安がよぎる中でいきなりOB。気落ちしてしまいそうなミスショットだったものの、気鋭の20歳はこれで吹っ切れた。「ここまでが出来過ぎだったんだ」。追い詰められていた心が軽くなると、初日を上回る安定感で好スコアを刻み、アマ王座をたぐり寄せた。

 手堅いゴルフが持ち味だ。「狙っていたのは76~78」というものの、この日はパターがさえ渡り、2番と13番では約10メートルのバーディーパットを見事に沈めてみせた。グリーンに思うように乗らない場面でも、しっかりとピンに寄せてパーを拾った。

 ころころと変わる風への対応も奏功した。ベストの場所を狙うのではなく「絶対に打ってはいけないところを避けよう」との意識を徹底。他の選手が風の影響でOBを連発する中、最初の1度だけにとどめた。

 終盤は優勝の文字が何度も頭をよぎり、重圧が押し寄せた。緊張感は過去2度出場した国体以上で手足が震えた。それでも「堅実なゴルフ」という周囲の評価通り、大崩れすることなく最後までまとめてみせた。

 現在は自主練習のみで、高校以来の大会となった大学3年生は周囲の祝福を受けても「実感は全くない。本当なのか」。久々の実戦でつかんだ戴冠に驚きを隠せない。「これからも自分のペースでゴルフを続けていきたい」と変わらない思いを語った。

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