パラグライダー、上空3000メートルから御釜撮影 南陽・十分一山を離陸、蔵王へ

2022/5/10 21:03
富樫さんが上空3000メートル付近からパラグライダーで撮影に成功した御釜(富樫さん提供)

 南陽市のソアリングシステムパラグライダースクール(金井誠校長)の助教員で会社員富樫岳(たける)さん(28)=山形大卒、仙台市=が、パラグライダーで地上3千メートル付近から、本県と宮城県にまたがる蔵王山の火口湖「御釜」の撮影に成功した。

 撮影を行ったのは今月5日。午前10時44分に南陽市の十分一(じゅうぶいち)山を離陸し高度を上げていき、午後2時12分ごろに御釜の周辺に到着した。午後3時20分ごろには最高高度の3481メートルにまで到達。その後、十分一山上空に戻った上で、午後4時36分に、米沢市の米沢市立病院わき松川河川敷に着陸した。

 金井校長によると、パラグライダーによる御釜と十分一山の往復は初めての快挙。到達地点(十分一山、御釜、米沢市)を結ぶ飛行距離は74キロ(総飛行距離は延べ196キロ)で、飛行時間は5時間52分に及んだ。

 「宮城県出身ということもあり、御釜へのフライトは長年の夢だった。気象状況から高度は2千メートル程度を想定していたが、予想以上で、驚きと感動があった。今後は新庄市や宮城県側までフライトするなど、飛行距離を意識したい」と富樫さん。金井校長は「18歳から10年間、一生懸命努力を重ねてきた姿を見てきた。数日前から気圧配置や気象条件を分析して計算通りのフライトができた。技術的にも難しく、気象条件が整った中での快挙」とまな弟子の成功を喜んでいた。

 動画は今後、YouTube(ユーチューブ)のチャンネル「南陽クラウドサウナ部」でも公開予定だ。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]