サッカーJ2・モンテディオ山形は20日、天童市の県総合運動公園で報道陣に練習を公開した。ゴール前での折り返しなど攻撃の連係を確認した。次節は23日午後2時からホームで大宮と対戦する。
山田康、度肝抜いた60メートルドリブル弾
○…MF山田康太が前節の町田戦で決めた同点ゴールはサッカーファンをうならせた。約60メートルのドリブル突破から豪快な右足シュートを放ち、今季2得点目。「本能的(な動き)であのゴールが生まれた。イメージとプレーが合致した」と振り返った。
1点を追った後半35分、自陣左サイドのスローインを受けて前を向いた。2012~15年に山形に在籍したFW中島裕希が追ってくる中、縦に突っ切り、前に出てきたセンターバックを左足の切り返しでかわした。自身がポイントに挙げたのは、抜いた直後の右足のタッチ。「もう一歩をすぐ出し、正確に(ボールを)前に運べた」と相手を引き離し、ペナルティーエリア手前から狙いすましてシュートを放った。「(独走からのゴールは)幼稚園ぐらいが最後」と親から言われたといい、「映像で見ると、すごいことをやったんだと思った」と爽やかに笑った。
1―1の引き分けで今季初の連勝は逃したものの、先制点を奪われながら追い付いた内容を評価。「ホームでいい試合をして勝てれば、どんどん上に行けるという感覚がある」と次戦を見据えた。
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