山形は2日、非公開練習で調整した。首位の横浜FCと戦った前節は1―2で敗れ、5戦未勝利となった。通算成績は1勝3分け3敗で、順位は19位に後退した。
一方の岡山は昨季11位で、2017~19年に山形を率いた木山隆之(たかし)監督が新たに就任した。大型補強に成功。昨季はJ1京都の昇格に貢献したDFヨルディ・バイスや、実績のある左利きのアタッカーFWチアゴ・アウベスらを獲得した。
開幕戦は甲府に4―1で快勝。注目を集めたものの、第4節以降は勝利がなく、10位で踏ん張りどころを迎えた。アウベスはチーム最多4得点で山形が封じたい一人。バイス、DF柳育崇は競り合いに強く、セットプレーを警戒しなければいけない。
山形は攻撃時に力を示している一方、ビルドアップ(組み立て)のミスなども絡み、3戦連続で複数失点を喫した。自陣では特にそつのないプレーを徹底したい。出番の少なかったDF川井歩やMF小西雄大が存在感を示しており、連戦の中で先発の顔ぶれも注目点だ。
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