自転車活用、連携し推進 県が次期計画案

2022/2/18 09:17
山形県庁(資料写真)

 県は安心で快適な自転車利用の環境づくりやマナー向上などを目指す次期「県自転車活用推進計画」案をまとめた。コロナ禍での「新しい生活様式」の浸透や、温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けたカーボンニュートラルなどを踏まえ、政府は昨年に第2次計画を策定。これを受け、県は別途に定めた県自転車ネットワーク計画と次期計画を統合し、部局横断的な推進につなげる。

 次期計画案は、カーボンニュートラルの実現につなげる自転車の活用・推進などの視点を盛り込んだ。計画期間は2022~26年度の5年間。安全・快適に利用できる道路整備の遅れや、健康づくりに結び付く生涯スポーツとしての意識付け、ヘルメット着用などの安全対策と保険加入といった安全・安心の観点などで課題があると分析した。

 現状分析などを基に、次期計画案は市町村や関係団体などと連携・協力して推進する。目標は(1)自転車が安全で快適に通行できる環境の整備(2)サイクリング環境の向上と情報発信による観光立県の推進(3)サイクルスポーツの振興や環境にやさしい自転車利用の促進などによる活力ある健康長寿社会の実現(4)自転車・自動車双方の交通マナー向上と安全教育の充実などによる事故のない安全で安心な自転車の活用―の4項目。

 (1)はサイクリングのモデルルートを設定してルート沿いの環境整備を進めるほか、シェアサイクルの普及を検討する。(2)は宿泊・観光施設などの受け入れ体制づくり、会員制交流サイト(SNS)を使った情報発信などを掲げる。(3)はカーボンニュートラルの実現や競技力向上を視野に入れた取り組みなど、(4)は交通安全教室の開催、自転車保険の加入促進などを目指す。

25日まで意見公募

 21年度中の策定を予定し、これに先立ち、パブリックコメント(意見公募)を実施している。計画案は県庁、各総合支庁で閲覧でき、県のホームページでも公表している。意見は郵送、ファクス、電子メールで25日まで受け付ける。宛先は〒990―8570、山形市松波2の8の1、県県土強靱(きょうじん)化推進室。ファクス023(630)2573。

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