関係者によると、同地区医師会と庄内保健所などが新たな運用について合意した。訪問エリアは鶴岡市が中心と想定される。同市内の訪問看護ステーションの看護師が療養者宅を訪れる方向で調整している。
具体的には、自宅療養者の健康観察を行っている地域の開業医らが、電話診察で症状の悪化が懸念されると判断した場合、看護師に自宅訪問を指示。看護師は対面で患者の様子を把握し症状を聞き取った上で、タブレットを使って医師に患者の情報を伝える。最終的には医師が入院の必要性などを判断するという。
県内での感染急拡大で、自宅療養が治療の中心となっている。医療関係者は同様の取り組みを県内各地に波及させていく方向で検討を進めているもようだ。
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