1年小谷(山形中央高)は6位 少年男子1万メートル・冬季国体スケート

2022/1/27 09:47

 第77回国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会は26日、栃木県日光市で各競技が繰り広げられた。スピードスケートは日光霧降スケートセンターで12種目を行い、県勢は少年男子1万メートルで小谷謙太朗(山形中央高)が6位に食い込んだ。同500メートルの倉田知悟(上山明新館高)は8位に終わった。

 少年女子1000メートルで真野美咲(山形中央高)が決勝(8人)に進出。3000メートルは、成年女子の鈴木杏菜(信州大・山形中央高出)、少年女子の大窪菜緒(山形中央高)と重堂沙姫(同)がそれぞれ決勝(12人)に駒を進めた。

 27日は1500メートルの決勝のほか、5000メートルと2000メートルリレーの予選、成年男子1000メートル準決勝が行われる。

想定外に対応、芽生えた自信

〈少年男子1万メートル決勝〉6位に入った小谷謙太朗(中央、山形中央高)=栃木県・日光霧降スケートセンター

 よほどうれしかったのだろう。表情には笑みが絶えなかった。少年男子1万メートルで6位に食い込んだ小谷謙太朗(山形中央高)だ。成長を示すレースで全国初入賞をつかみ取った1年生は「これまでやってきたことが順位につながった」と力を込めた。

 終盤勝負と見たレースは、優勝した菊原颯(長野・市長野高)がスタートから一気に飛び出す予想外の展開。責任先頭(8回)を完了してもスピードを緩めない姿に「想定していない流れだったのでかなり面食らった」という。

 それでも「臨機応変に対応できた」。早々に順位争いに気持ちを切り替え、ゆっくりと進む集団の前寄りに位置取り、要所でライバルたちが仕掛けるスパートにも出遅れずに食らい付いた。最後のスピード勝負は体力の消耗で足に力が入らず僅差で上位入りは逃したが、「悔しいけど、いい経験」と前向きに捉える。

 北海道・札内中から三つ上の兄・駿太朗(日体大)の後を追うように昨春、山形中央高に進学。中学時代は力を入れていなかったウエートトレーニングや自転車練習の多さに舌を巻きつつも「筋力や持久力の強化が滑りの安定につながっている」と感じている。「来年はもっと上位に」。自信の芽生えた16歳には伸びしろしかない。

終盤転倒、倉田(上山明新館高)8位 少年男子500メートル

〈少年男子500メートルB決勝〉8位だった倉田知悟(上山明新館高)

 少年男子500メートルの倉田知悟(上山明新館高)は8位。初の全国入賞を果たしたとはいえ、転倒したレース内容には「やってしまった。悔しすぎる」と顔をしかめて残念がった。

 B決勝(5~8位決定戦)に臨み、スピードのある選手の後方に位置取ってラスト勝負に懸けたが、最終コーナーの出口付近でバランスを崩して転んだ。追い風のバックストレートで予想以上に出たスピードに対応しきれず「左足が抜けてしまった」という。

 それでも「全国舞台で入賞できたことは今後の自信になる」と滑走技術の向上に手応えを感じている。無名の存在から一躍全国区に飛躍を遂げた2年生は「後半にばてないような体力を付けていけば、もっと上にいける」。収穫と課題をつかんだ大会でもあったようだ。

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