きょう27日からまん延防止　県内

　新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の適用がきょう27日から、本県で始まる。県内感染者が集中する山形市と庄内全域（5市町）を対象区域に2月20日までの間、飲食店への営業時間短縮要請や県立学校の部活動の制限、会食時の人数と時間の制限などを要請する。

　併せて、対象区域や県外とは不要不急の往来を控えるよう県民に要請。マスク着用や手指の消毒、換気といった基本的な感染抑止策の徹底を求める。

　吉村美栄子知事は26日の定例会見で「県内の新規感染者数が（26日公表分を含め）3日連続で3桁台となった。オミクロン株の感染力の強さと速さを物語っている」と述べ、各種対策を講じて収束を図ると強調した。また、対象区域の周辺自治体でも感染拡大の可能性があるとし、直近1週間の新規感染者数（人口10万人当たり）などを考慮し、対象区域の追加を検討する考えを示した。

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