原油、肥料高で農家支援 山形市・来月下旬以降、補助金交付

2022/1/26 15:17
山形市役所(資料写真)

 山形市は原油や肥料の価格高騰に苦しむ農家を対象とした独自の支援策をまとめた。対象はコメ、園芸(ハウス加温栽培)、畜産の各経営体で、肥料購入費などの一部を補助して負担を軽減する。2月下旬以降の交付を予定している。

 コメは米価下落に加え、2022年産に向けた肥料代が高騰している。価格上昇分を補うため、市は21年産の「生産の目安」を順守した1827経営体を対象に、10アール当たり2千円を主食用米の作付面積に応じて交付する。営農意欲維持のため、全ての稲作農家を対象とした10アール当たり千円の交付金も既に予算を確保しており、2段階の支援策で負担軽減につなげる。

 ハウス加温栽培に取り組む園芸農家は、原油高などの影響を受ける。サクランボやバラをはじめとする花きの生産者に対し、品目に応じて10アール当たり3千~3万円を交付する。対象は計38経営体を見込む。畜産農家についても餌となる配合飼料などが高騰していることから、1頭当たり乳用・肉用牛は5千円、豚は1250円を補助する。対象見込みは計22経営体。

 いずれも2月中旬~3月中旬に申請を受け付け、2月下旬~3月下旬の交付を予定する。関連予算計5251万円を盛り込んだ21年度一般会計補正予算案は、28日の市議会臨時会に提出される。

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