山形仏壇の新商品アイデア提案 山形・芸工大生

2022/1/25 18:44
山形仏壇の職人に、升組み技法を使ったランプなど新商品の試作品を紹介する学生(右)=山形市・東北芸術工科大

 山形市の東北芸術工科大で24日、プロダクトデザイン学科の学生が、伝統的工芸品・山形仏壇の新商品アイデアを、県仏壇商工業協同組合(森谷寛理事長)や県の関係者に提案した。現代の生活様式に合わせた試作品の発表に、「ヒット商品になるかも」と職人らが学生の発想力や実現性について意見を交わした。

 県と連携した事業。同学科と企画構想学科の学生が昨年10月から、現場を見学するなどして商品開発に取り組んできた。企画構想の8人は既に発表した。

 この日は、3年生10人がプレゼンテーションした。具体的なターゲットを想定し、シンプルな小型の仏壇や故人に思いをはせるモニュメント、黒金具のカチューシャといった、仏壇に使う技術を活用した新商品アイデアを披露した。

 石川翔悟さん(21)は、箔(はく)押しや黒金具の技法を生かし、高級感あるスピーカーを考えた。「仏壇のためのデザインや技法を、他製品でどう格好良く見せるかが難しかった。高級感という雰囲気は相性がいいと思う」と話した。

 宮殿造りの屋根をつなげてボトルを置くワインラックには「重厚さがいい。興味がある人なら3人に1人は買うね」という声も。森谷理事長は「面白いアイデアばかり。いずれも製品化できそうだ。職人仲間と検討したい」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]