県内企業のメインバンク、地元3行が全体の8割 21年、帝国データバンク調査

2022/1/25 09:18
山形銀行本店(資料写真)

 帝国データバンク山形支店がまとめた県内企業のメインバンク実態調査(2021年)によると、各社がメインバンクと認識する金融機関の最多は山形銀行で34.36%となり、2位きらやか銀行23.41%、3位荘内銀行18.30%と、地元銀行3行が全体の約8割を占めた。4~11位には信用金庫・信用組合などが挙げられ、地域に密着する本県金融機関の強さが改めて際立つ結果となった。

 同調査は2010年から実施し公表している。今回は21年10月末時点で帝国データバンク企業概要データベースに収録されている企業のうち、県内の約1万6400社を対象にした。

 トップ3はここ数年変わらず、4位米沢信用金庫(3.74%)、5位鶴岡信用金庫(3.63%)、6位山形信用金庫(3.48%)も同様。県外に本店を置く金融機関では、商工中金が0.53%で12位となったのが最高で、メガバンクとしてのトップはみずほ銀行の14位(0.51%)だった。

 業種別では建設、製造、卸売、小売りなど多くの業種で山形銀行が1位となり、2位きらやか銀行、3位荘内銀行と続いた。融資先の売上規模別でも同様で、「50億円以上」の上位10行では、みずほ銀行などメガバンク3行を含めた県外金融機関が6行入った。

 帝国データバンク山形支店は今回の調査結果に関し、新型コロナウイルス後の社会を見据えながら、「事業承継など地域の課題解決へ金融機関が果たす役割は重要度を増している。企業にとっても、金融機関との密接な関係づくりが一層大切になってくる」との見解を示す。

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