職場での無意識の思い込み、なくそう 県が連続セミナー企画

2022/1/23 10:02
山形県庁(資料写真)

 県は、職場でのアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)をテーマに、対処法を学ぶセミナーを初めて開く。過去の経験や知識から気付かずに身に付けた価値観を取り除き、偏った見方をせずに男女とも能力を発揮しやすい環境づくりを目指す。県内企業の管理職や人事・労務担当者らを対象に、オンライン講座などを通じて浸透を図る。

 アンコンシャス・バイアスは多様な人材が能力を発揮して活躍できる、円滑な職場環境づくりのキーワードとして注目されているという。「接客や応対は女性の仕事」「リーダーは男性の方が向いている」などといった固定的な考え方が、アンコンシャス・バイアスの一例に挙げられる。

 県は、職場でのアンコンシャス・バイアスをチェックし可視化することで、誰もが働きやすい職場を実現するため、実践力を身に付ける連続セミナーを企画した。今月24日の1回目はケーススタディーを取り入れながら、職場での具体的な事例や課題を挙げて改善すべき点を学ぶ。2月21日の2回目は「行動経済学からバイアスを克服する」をテーマに、ワークショップなどを通じ自社での応用や実践について理解を深める。

 いずれの回もワークライフバランス・コンサルタントの高橋理里子さんが講師となり、人材育成のコンサルティングを行う合同会社「work life shift」(鶴岡市)の伊藤麻衣子代表がコーディネーターを務める。

 県女性・若者活躍推進課の担当者は「セミナーが社員のモチベーションアップや女性活躍、社内の業務改善に向けたきっかけの一つになれば」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]