サッカーJ2・モンテディオ山形は21日、ポーランド1部のピアスト・グリビツェからMFチアゴ・アウベス(25)が完全移籍で加入すると発表した。2季連続でチーム得点王だったFWビニシウス・アラウージョ(28)は契約満了に伴い退団する。
アウベスはポルトガル出身で、母国やポーランドの他クラブを経てピアスト・グリビツェに加入した。前線全てのポジションを担うことが可能で、スピードと技術を生かしたドリブルのほか、パスやボール保持で周囲を生かすプレーが得意という。身長177センチ、体重72キロ。利き足は右。感染症対策により来日日程は未定で、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。
クラブを通じ「全員で一丸となってJ1昇格を達成しよう。早く皆さんに会えることを願っている」などとコメントした。
一方のアラウージョはブラジル出身で、U―23(23歳以下)代表でプレーした経験を持つ。山形には2020年に完全移籍で加入。エースとして2季連続の14得点と活躍した。クラブは契約更新を前提に交渉を重ねたが、かなわなかったという。
クラブを通じアラウージョは「モンテディオ山形の9番を背負ったことをいつまでも誇らしい気持ちで歩む。2年間、本当の家のように幸せを感じた」などとコメントした。
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