県内大雪、志津(西川)で384センチ 小国は2メートル超、除雪に奔走

2022/1/22 09:02
県の積雪観測地点を確認する清水屋旅館の今野信秋さん。午後4時には384センチを記録した=21日午後1時50分、西川町志津

 20日から21日にかけ、冬型の気圧配置となった県内は強く雪が降った所があった。西川町志津では今季最高積雪となる384センチを記録した。一方で21日は県内で晴れ間がのぞいた地域もあり、その合間に除雪作業に追われる人の姿が見られた。

 志津が今季最高積雪となったのは県の積雪観測地点で、21日の午後4時時点。町によると、この日朝の志津の積雪量は過去10年間の平均と比べ約50センチ多いという。

 同町は2019年に「日本一の『月山』雪国宣言」を行い、雪深さ日本一をPRし観光誘客を図っている。観測地点近くにある清水屋旅館の今野信秋さん(71)は「今季だけで屋根の雪下ろしを7回やった。大変だ」と苦笑い。一方で「この雪の多さが月山夏スキーの誘客につながることを期待したい」と話していた。

除雪機で店舗前を除雪する舟山房夫さん=21日午後2時59分、小国町

 小国町では町がホームページに掲載している6カ所の観測点のうち4カ所で積雪が2メートルを超えた。時折晴れ間も広がり、町民は除雪機やスノーダンプを手に除雪作業に追われていた。

 JR小国駅前の飲食店「みよしや食堂」の店主・舟山房夫さん(73)は「大雪などの影響でお客さんは減っているが、来てくれる人のためにも駐車場や店舗前の毎日の除雪は欠かせない」と話し、除雪機を器用に動かしていた。町中心部の国道113号では、除雪で道路脇に寄せられた5メートルほどの雪山をショベルカーで崩し、ダンプカーに雪を積み込む作業が行われていた。

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 山形地方気象台によると、21日午後4時現在の各地の積雪量は大蔵村肘折233センチ、西川町大井沢214センチ、小国164センチ、最上町向町133センチ、尾花沢131センチ、新庄119センチ、米沢105センチ、長井89センチ、山形59センチ、大江町左沢78センチ、酒田12センチなど。

 また、同時刻までの24時間降雪量は大井沢と長井22センチ、肘折18センチ、山形と新庄、左沢15センチ、米沢13センチ、小国9センチ、酒田4センチだった。

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