朝日町のPRキャラクター「桃色ウサヒ」に全国のファンから年賀状約440枚が寄せられた。「大好きです」「今年こそ朝日町に行きます」などの温かい言葉が添えられている。年賀状に感激したウサヒが全員にお返しの寒中見舞いを出している。
届いた年賀状は昨年より140通ほど多く、県外からが半数以上を占める。中にははるばるタイから届けられたものもあり、ウサヒのワールドワイドな活躍ぶりを裏付けた。トラに扮(ふん)したウサヒなどカラフルなイラストが丁寧に描かれた年賀状の山を前に、ウサヒは「なかなかみんなに会えないけど、年賀状でつながれてすごくうれしい」とほほ笑んだ。
寒中見舞いは今年の干支(えと)・寅(とら)にちなんだトラの着ぐるみが、来年の干支・卯(う)(ウサギ)のウサヒと並んで座っている構図。「カラーコピーすれば、来年の年賀状にも活用できる」と勧める。この日は同町宮宿の文房具店・近江屋で寒中見舞いを作製。ウサヒは新型コロナウイルス禍の大変な状況下でも、おおらかに過ごそうという気持ちを込めて、「ユルクイコウゼ」といったメッセージをしたためていた。
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