2回目の挑戦、今度こそ笑顔に 長井出身の鈴木選手(山形中央高出)

2022/1/20 14:17
2大会連続の冬季五輪出場が決まったフリースタイルスキー女子ハーフパイプの鈴木沙織選手(城北信用金庫・山形中央高出)=城北信用金庫提供

 今度こそ笑顔の大会に―。フリースタイルスキー女子ハーフパイプで冬季五輪2大会連続の出場が決まった長井市出身の鈴木沙織選手(32)=城北信用金庫、山形中央高出。悔し涙に暮れた前回から4年、再び大舞台への切符をつかんだ。地元では、幼少期を知る同級生や指導者らが祝福し「貴重な時間を楽しんでほしい」と願った。

 競技から1度離れ、多くのけがに見舞われながらも挑戦を続けてきた。子どもの頃からスキーの技術や身体能力が突出していたわけではない。中学生まで所属したクラブ「飯豊Jrレーシング」のコーチ長岡秀幸さん(39)=飯豊町中=は「真面目に練習する姿と負けず嫌いな性格を覚えている」。不屈の闘志の原点だ。

 28歳で出た前回大会は予選で敗退した。その後、長井で小学校の同窓会に出席した鈴木選手はお酒は一滴も飲まず、魚中心に食べていたという。同席した小中学校の同級生、今俊介さん(32)=同市今泉=は、変わらず高みを目指す強い意志と日々の努力を感じ取った。だからこそ「今回は笑顔で大会を終えてほしい」と力を込める。

 「まさか2回目の五輪なんて。努力を続けた成果だと思う」と喜びをかみしめるのは母◎子(さちこ)さん(66)=同市今泉。「前回に比べれば気持ちに余裕があるのではないか。周囲への感謝を忘れず、思い切って力を出して楽しんでほしい」と後押しする。長井スキー連盟の蒲生則一会長(68)=同市川原沢=は「決して諦めない、たくましい姿は素晴らしい。地元の子どもたちへのビッグなプレゼントだ」と称賛した。

大活躍を期待

 吉村美栄子知事の話 心から敬意を表し、県民と共に喜びを分かち合いたい。2大会連続の檜(ひのき)舞台での大活躍を期待している。

◎は示ヘンに羊

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